監修/久保田千鳥:ちどりこどもクリニック院長、小児科医
大人とのやりとり遊びを一緒に楽しむことができます。
イナイイナイバーや、身体を大きく揺するなど、身体を使った遊びを、微笑みながら目を合わせて、一緒に楽しんでみましょう♪
- □目が合う
- □身体を揺らすと喜ぶ
- □イナイイナイバーを喜ぶ
- □微笑みかけると微笑み返す
- □名前を呼ぶと反応する
- □他の子どもに興味を示す
お子さん自ら様々なやり方で大人に自分の意思を伝えようとしてくるようになってきます。遊びの中で、大人がお子さんの真似をしたり、お子さんが大人の真似をしたくなるような関わりをしてみましょう♪
お子さんは喜んで「もっとやって」と要求してきますよ♪また、お子さんが欲しがったり、興味を示しているものを見つけたら、一緒に指さしをして、顔を見ながら優しく言葉をかけてあげましょう。お子さんは、いろんなものを指さしして、もっと伝えようとしてきます。
- □大人の注意をさかんにひこうとする
- □大人の真似をする
- □欲しいものを指さしで伝える
- □興味が有るものを指さしで伝える
興味が有るものを指さしで伝えます。
コミュニケーションの表現方法がますます複雑になってきます。お子さんの人と関わるコミュニケーションの力は、日々の経験の中で育ちます。ご家庭や地域の実情に合わせて、児童館など同年齢のお子さんと遊べる場所に出かけましょう。ご家庭にはない遊具で遊んだり、同年齢のお子さんと関わったりするなど、色々な経験ができる機会を持ちましょう♪
- □興味があるものを見せに持ってくる
- □大人の視線を追って、大人が見ているものを見る
- □いつもと違うことがあると、親の顔を確認する
大人の視線を追って、大人が見ているものを見ます。
いつもと違うことがあると、親の顔を確認します。
参考:国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
ご紹介した行動は、平均的な発達の目安としてご参考にして下さいね。
お子さんは、おしゃべりする前から、こうして視線や声、微笑みや身振りなどでお父さん・お母さんとコミュニケーションしようとしてきます。このような行動を引き出すような遊びを工夫したり、色々な経験ができる機会を持ちたいですね♪
お子さんの、人と関わる力や、コミュニケーションの力の芽生えが月齢相応に見られない、あるいは弱いと思われるなど、お子さんの発達にご心配がありましたらお気軽にご相談下さい。